103系を作る。~31~常磐付属編成その1~
2019年 03月 14日
エメラルドグリーンのそう、常磐快速線・成田線です。
松戸所属の26編成(マト26)をチョイスしましたよ。想定時代は思い出の1992~1993年頃とします。冷改車の更新工事施工済かつ前面強化工事前という感じ。マト26はMc+M'+M+M'+Tcというパワフルな5輛編成でした。Mc+M'のユニットはAU712+SC24による冷改車、M+M'ユニットは新製冷房車(AU75)、TcはSC24無しのAU712冷改車という、3パターンの冷房方式が混在したマニアックな1本。
(Tcは時代によって543→125→627と遷移した模様)
冷房用電源として屋上にSC24(静止型インバータ)も載せた車は追加された配管がゴテゴテてんこ盛りな感じで眺めていて楽しかったものですねー!もっとも、涼しさは弱冷房車でしたので乗るならAU75のほうでしたが(笑)
さて、車体加工が多く自分でも忘れるので一覧表にしてみました。
塗装についてはコチラ。
▼車体加工一覧
マト26 | Mc 111 | M' 243 | M 539 | M' 695 | Tc 627 | |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | ベース | GM EVO | GM EVO | KATO 新103 | KATO 新103 | GM EVO |
1 | 前照灯シールドビーム化 | ○ | - | - | - | ○ |
2 | 前面手すり取付 | ○ | - | - | - | ○ |
3 | 列車無線アンテナ取付 | 標準位置 | - | - | - | 常磐無線位置 |
4 | 屋根上手すり取付 | ○ | ○ | - (加工省略) | - (加工省略) | ○ |
5 | 前面ジャンパー栓受け除去 | - | - | - | - | ○ |
6 | 集中クーラー用ランボード除去 | ○ | ○ | - | - | ○ |
7 | AU712の台座取付 | ○ | ○ | - | - | ○ |
8 | SC24の台座取付 | ○ | ○ | - | - | - |
9 | ランボード加工 | ○ | ○ | - | - | ○ |
10 | 乗務員室扉近くボディ下辺の段差表現 | ○ | - | - | - | ○ |
11 | キャンバス押さえ撤去 | ○ | ○ | - | - | ○ |
12 | 配電盤撤去 | - | ○ | - | - | - |
13 | 側面方向幕撤去 | - | ○ | - | - | ○ |
14 | SC24用配管取付 | ○ | ○ | - | - | - |
15 | ユニット式非常ドアコック蓋取付 | ○ | ○ | - | - | ○ |
16 | MG用ルーバー取付 | - | - | - | ○ | - |
17 | MG用ルーバー除去 | - | ○ | - | - | - |
18 | 前端雨樋拡大 | ○ | - | - | - | ○ |
2. 前面手すり取付
3. 列車無線アンテナ取付
4. 屋根上手すり取付
5. 前面ジャンパー栓受け除去
アンテナはEVOセットに付属のものを使用。クモハは説明書通りのA位置に。クハは常磐無線アンテナが付いていたB位置前側に。クハのアンテナ台座はコの字型ではないので端をデザインナイフで切除。無線アンテナからのケーブルの車内引込口はクモハもクハも標準位置です。引込口からアンテナにかけては細い金属線にてケーブルを再現。(後述7.の写真もご参考にどうぞ)
屋根上手すりはトレジャータウン 201-12「汎用手すり1.2ミリ幅」の足の短いヒゲ付を使用。加工方法は前面手すりと同じ。
クハは500番代なので偶数向き専用車であり元々ジャンパー栓受けがありませんので、紙ヤスリにて削り取ります。
12. 配電盤撤去
埋める作業、嫌い。。。
▼これはモハ103の1-3位側。真鍮線φ0.3。右端はランボードに隠れるようにします。
16. MG用ルーバー取付
17. MG用ルーバー除去
一方モハ102-243は非冷房時代から積んでいる小型のMGのままなので1-3位側面はMG用ルーバーは無く、1番目と4番目ドア脇にあるモーター冷却用ルーバー2つのみです。(2-4位側面はモーター用とMG用計3つのルーバーあり)
ベース車体はMG給電AU75冷改車がプロトタイプになってますからMG用ルーバーが両側面にありますが1-3位側面のそれが余計ですね、割り箸紙ヤスリで削り落とします。
(おまけネタ)
大変な加工が続きましたけれど、車体の加工は一旦ここまで。塗装します。
▼塗料一覧
使用塗料 | 使用箇所 |
---|---|
染めQ ミッチャクロン マルチ | 金属部品全般に。メタルプライマー。プラ部分にも吹いて大丈夫。乾燥後もペタペタ感が残るので早めに上塗りしたほうがいい。 |
Mr.サーフェイサー1000 | 下地 (加工部の小キズ埋め)。厚塗りしたくないので瓶入りをエアブラシにて。 |
FARBE #009 青緑1号 | 車体。 |
Mr.13 ニュートラルグレー | 屋根。更新車の屋根は黒を混ぜて遠めに吹き、濃くてザラザラした感じを表現。 |
Mr.334 バーリーグレーBS4800/18B21 | グローブベンチレーター、AU75クーラー、AU712ランボード、避雷器、パンタ周り配管。 |
Mr.8 シルバー | AU712クーラー、更新車貫通ドア、更新車ドア窓押さえ金具。 |
Mr.2 ブラック(黒) | 床下機器、パンタ周り配管の一部、更新車Hゴム。 |
Mr.UG06 MSグリーン | 未更新車貫通ドア。 |
タミヤ エナメル XF-19 スカイグレイ | 未更新車Hゴム。 |
前尾照灯には、たぶん近々リリース予定のライトユニットを仕入れて取り付けることにします。足回りなどはその2にて後編をお伝えしたいと思います。
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