箱庭計画4~ワンコインデコーダ4.1組立編~
2017年 05月 08日
デコーダってのは、コントローラーから飛んでくる「モーターを回せ」とか「LEDを点灯せよ」といったデジタル信号を読み取ってモーターやLEDを制御してくれる装置ですね。
"FL"の方がLEDなどのアクセサリ制御専門で、モーター制御には使えないタイプ。
デコーダの前に「スマイルコネクタType-P(PIC版)アダプタ Ver4.1対応」を組み立てます。
ワンコインデコーダはPICマイコンを使用しているので、マイコンにプログラムを書き込まねばなりません。
その際に使うアダブターです。
ぬっきぃ様のページにあるとおり、以下の3ステップで完成。
1. 専用基板に、同梱の4つの部品(スマイルコネクタ、2つのICソケット、ピンヘッダ)をはんだ付け。
2. スマイルコネクタに、同梱の底上げ用プラ棒を挿入。
※僅かに長かったため0.3mmほど短くしてから精密ドライバーのマイナスを使ってスコーンと挿入しました。
3. スマイルコネクタに、同梱のテプラを貼付。
※コネクタのサイドに収まるよう長さを少し短くして貼りました。
ぬっきぃ様デコーダはPICマイコンを使用するので、マイコンへプログラムを書き込むためのソフトをWindows 10 PCへインストールしました。
私の場合は、ぬっきぃ様のPICKit2を購入しましたから、それ用のソフト「PICKit2 Programmer」です。
(ご参考) 「PICKit2 Programmer」 の使い方(PICKit2)
1. ソフトを入手。
PICkit 2 v2.61.00 Setup A.zip
2. ソフトをインストール。
3. PICkit2をPCに接続。
4. デバイス定義リストを更新。
5. デバイス定義のバージョンを確認。
至ってシンプルに、ぬっきぃ様のページの通りに進みました。
こちらもぬっきぃ様のページに詳細記載あり。以下の3ステップで完成。
1. 専用基板のオモテ面にPICマイコンをはんだ付け。
2. PICkit2にスマイルコネクタアダブタを接続。
※PICkit2とアダブタのお互いの▼印が合う向きに繋ぎます。
3. スマイルコネクタアダブタに、PICマイコンのみ付けた基板を接続。
※お互いの●印と■印が合う向きに差し込みます。
3. PICkit2 Programmerを起動。
※正しく接続されていればPICが認識されているメッセージが出ます。
ぬっきぃ様のページのスクリーンショットとは若干違うメッセージでしたが、同様に処理できました。
4. PICkit2 Programmerに、書き込むプログラムファイルをインポート。
※ワンコインデコーダ4.1には1822-0.9beta.hexを使用しました。
※ワンコインFLデコーダ4.1には675FL-3.3a.hexを使用しました。
PIC12F675ではなく629や683を使う場合は、それぞれ別のhexファイルを使う必要があるようです。
5. hexファイルを書込み。
※正常に完了した旨のメッセージを確認してからデコーダ基板をアダブタから抜きます。
6. 基板のオモテ面の残りの部品をはんだ付け。
7. 基盤のウラ面の部品をはんだ付け。
細かい作業で疲れましたが、とても楽しいですね~ (*´∀`*)
動作確認は、引き続き進めます。
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箱庭計画2~在線検知器の用意 組立編~
箱庭計画1~計画発動~