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KATO キハ85の純正室内灯をLED化

今日は、暫く押入れの肥やしになっていたKATO キハ85の話題。

ネットで調べてみると、実車はJR創世記である1989年に登場、模型は1991年の発売だったみたい。
バブリー時代の製品なだけに、実車もケチ臭さがなく、模型でも豪勢に室内灯が標準装備です。

しかしもう20年以上も前なだけに、白熱電球が使われています。それをLEDへ換装するのが本日のネタ。
もうたくさんの方がネットで公開されていますが、私流の手順を備忘録として残す意味も含め、公開します。

▼現行製品と違い、10-316は7輛セットでした。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_11353261.jpg
当時、特急ひだ は5+3輛の3輛編成で運転されるのが多かったこともあり、ヤフオクでキロハ84を1輛増備していますので、計8輛を加工します。

ちなみに、現行品を楽天で見てみると、プレミア価格付いちゃってるみたい・・・ KATO 10-401 キハ85系「ワイドビューひだ」5両基本セット 高ーい!

>>>LED化の記録<<<

1.車体を分解し、室内灯のユニット部分を外した上で、巻き付けられている電球を外す。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_11354381.jpg
▲形状が2種類あることに初めて気付きました。
左のタイプで記録を残していますが、LEDの足の通し方が若干異なるのみ。


2.電球を外した穴にLEDの足を通す。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_12385059.jpg
▲左から、加工前/電球撤去/LED差込み。
写真の左側の足がアノード(+側)です。


3.LEDの足を折り曲げる。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_12393222.jpg
▲上側/下側から見た足曲げのようす。足が長い方がアノード(+側)です。


4.ブリッジダイオード DI1510 を加工する。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_12441953.jpg
▲給電側を曲げ、抵抗の足など金属線を写真のように接合。
折り曲げ幅は次写真の★を参照。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_12452829.jpg


5.床板に、ブリッジダイオードの足を挟むようにLEDユニット部を取付け。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_12464233.jpg
▲LEDの足はブリッジダイオードの上に伸びている側に接合していくので、まだLEDは電気的にはどこにも接続させません。


6.ブリッジダイオードの+側へ抵抗を接合し、更に抵抗とLEDのアノードを接合する。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_13312246.jpg
▲赤丸の2ヶ所を半田付け。


7.抵抗の両足とLEDアノードの足の長過ぎる部分をカット。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_1323951.jpg
▲スッキリ♪ 左側の足、マイナス側は次項にて。


8.LEDカソードの足を曲げ、ブリッジダイオードの-側と接合。
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_13133234.jpg
▲赤丸印を半田付け。


9.点灯試験!
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_13153964.jpg


おまけ.
KATO キハ85の純正室内灯をLED化_a0133822_13164441.jpg
▲ライトユニット部分を外すとこんな感じ。
上記の手順のように、床板に組み付けながら作業した方が固定できて作業しやすかったけれど、プラ部品を半田ごてで溶かしてしまわぬよう注意しながらの作業でした。


***2017/06/12追記***
使用部品類
・ブリッジダイオード DI1510
・白色LED LP-3HWA
・1/4Wカーボン抵抗390Ω
*************



by angel-express | 2015-02-10 11:31 | N_ライト | Comments(0)

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